初めてのライブからまだわずか1年。
しかもまだ10数回しかステージに立ってないのに、
こんなにも解放的なライブをやるようになった米津の成長に驚く。
ハンドマイクで歌う曲あり、「いけますかー!」と客を煽る場面あり、
そして何より、グルーヴと歌の熱量が増した音楽そのものが本当に解放的だった。
米津の頭の中で鳴っていた音が作品の中に解放されて、
それがさらにライブハウスの空間に解放されつつあるのがドキュメントのように体験できるライブだった。
日本の土着のグルーヴと、クラシカルでホーリーなメロディーとが不思議に融合しながら、
おびただしい言葉とともに新しい光景を描いていく米津玄師のポップ。
新しい世代の真の担い手だ。
これからどこまでも広がっていくはず。
ツアー最終日を無事に終えた楽屋での米津くん、めちゃ嬉しそうだった。
米津玄師のツアーファイナル公演を観た
2015.04.28 21:35