ロードをフジロックで観た

ロードをフジロックで観た
歌も踊りもカリスマ性も、3年前のレッドマーキーでのステージとは比べものにならない。
グリーンステージのトリ前にふさわしい、堂々のステージングだ。

スター性も増しているが、自然体のオルタナ少女の部分も少しも失っていない。
新作『メロドラマ』の内容がセレブの世界に足を踏み入れてめちゃくちゃになった私生活を赤裸々に綴ったものだったから少し不安だったが、むしろ吹っ切れていて、
デトックスしたように本人は活力に満ちている。
そのダイナミックな肉体性と、ビートが強調された新作の音楽性がピッタリと合っている。

「ライアビリティ」の前に、観客それぞれの孤独に真摯に語りかける心のこもったMCがとてもよかった。

その後は新作のダンサブルなグルーヴで盛り上げ、そして「ロイヤルズ」、「パーフェクト・プレイス」、ラストは「グリーン・ライト」でみんなと一緒に踊って終わった。

ロード最高だった。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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