サンダラ・カルマをサマソニで観た 2017.08.19 11:40 山崎洋一郎の「総編集長日記」 イギリスはリーズ出身の弱冠20歳の新人バンド、サンダラ・カルマ。音源のサイケな感じとメンバーのグラマラスなルックスから、なんとなくモット・ザ・フープルの線が細目の現代版かなぐらいに思っていたのだが、スタジアム・ロックばりに元気よくてエネルギッシュ。でもやはりヴォーカルの声や歌い方はグラムロックの美学の系譜で、ちょっとこれまでなかったタイプ。いい新人だ。最近のUKのバンドは、UKらしさを持ちつつ骨太で分厚い音を出す方向に変わってきて、チマチマしたいかにもインディーな美学から抜け出そうとしているのを感じる。