もしくは5人が5人、よくもこんないいキャラばっかりが集まったな!とメンバーの魅力にわくわくするでもいいし、生のライブで見せる予想以上のスケール感に心を持ってかれるでもいい。
とりあえずきっかけは何でもいいし理由はどうでもいい。知ったと同時に「いい!」「好き!」と思わせる彼らの力、それこそがNovelbrightの強さそのものだ。
路上ライブをやりながら、それをSNSで配信して知名度と評判を勝ち得てきた彼らにとって、どんな形ででも音楽が届きさえすればその良さは伝わるはずだという自覚があるはず。
そして、その価値観は今の時代に見事にフィットしている。
初のフルアルバムとなる『WONDERLAND』には、そんな彼らの確信と自由が溢れ出している。
コロナ禍においてもリリースの延期はせず、「届くはずだ」という若き自信を込めて送り出す姿勢もいいと思う。
Zoomインタビューだったがわいわい大騒ぎで、自宅勤務で鬱々としていた気分もだいぶ救われた。ぜひ読んでその気分も味わってください。
次号JAPAN、発売は5月29日。(山崎洋一郎)
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