グラマラスでスタイリッシュ! 日本初上陸を果たす人気急上昇中の注目株、パレイ・ロイヤルの来日公演を見逃すな!

グラマラスでスタイリッシュ! 日本初上陸を果たす人気急上昇中の注目株、パレイ・ロイヤルの来日公演を見逃すな!

9月9日に行われる、たった1日の東京公演のために日本初上陸を果たす若きロック・バンド、パレイ・ロイヤル(PALAYE ROYALE)に注目したい。このバンドはレミントン、セバスチャン、エマーソンからなるカナダはトロント出身の3人組で、現在はラスベガスを拠点に活動中。これまでに米国のスメリアン・レコーズから『Boom Boom Room (Side A)』(2016年/プロデューサーはスマッシング・パンプキンズのジェームス・イハ)、『Boom Boom Room (Side B)』(2018年)という2枚のフル・アルバムをはじめ、EPやシングルもコンスタントにリリースしており、今年の夏はマリリン・マンソンロブ・ゾンビという強力なタッグによる全米ツアーのオープニング・アクトを務めてきた。


ファッション・アート・ロックなどと評されている彼らの音楽は、カラフルでグラマラスでスタイリッシュなロックンロール。かつてのマイ・ケミカル・ロマンスなどともたびたび比較されている。このバンドにいち早く目を付けているのがHYDEで、8月9日にはTwitter上で彼らのカッコよさを絶賛し「初来日行きたい!」とつぶやいていたりもする。実は2017年、VAMPSの北米ツアーの際にパレイ・ロイヤルがオープニング・アクトを務めた過去があるのだ。


今回の初来日公演は、9月12日から行われる彼らのオーストラリア・ツアーを前に、日本公演を実施したいというバンド側の強い意向もあって実現に至るもの。一夜限りの東京公演の会場は渋谷WWWだが、この規模の会場で彼らのライブに触れることができるのは、これが最初で最後の機会になるかもしれない。なにしろ欧米では文字通り人気急上昇中で、8月22日付で発表された2020年2月から3月にかけての欧州ツアーの公演スケジュールを見てみると、ロンドンのシェパーズ・ブッシュ・エンパイアをはじめ、キャパシティ2,000人規模の会場がずらりと並んでいる。来年はこの欧州ツアーを皮切りにワールド・ツアーが展開される模様で、当然ながら、それに先駆けて新たな音源がリリースされることも予想される。

2020年の台風の目になりそうな勢いを感じさせるパレイ・ロイヤル。その実像に、この機会にぜひ触れておきたいところだ。(増田勇一)

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