ルイス・キャパルディ、フジロックをキャンセル――。ショッキングなニュースだったが、グラストンベリー・フェスティバルで復帰するも、その場でまた活動休止をほのめかす発言をしていた彼だけに、実は心の準備をしていたファンも多かったのではないだろうか。
一体、いまルイスに何が起こっているのか?
いわゆる「エド・シーラン以降」のアーティストとして、近年デビューしたSSWの中でもその美しいメロディーと声で、最大規模の成功を収めてきた。しかし、突然の巨大な成功によってメンタルに大きな影響を受けた彼は、パニック発作やけいれんなど身体の不調を起こし苦悩していった。
ロッキングオン8月号では、ルイス・キャパルディの海外インタビュー記事をベースに、そんな彼の本音に迫る記事を掲載。もともと歯に衣着せぬ率直な発言も注目を集めてきたが、改めてその人柄がありありと伝わる記事になっている。
大きなスタジアムでの公演を前に感じる不安、エド・シーランから名声に伴う落とし穴について忠告を受けたエピソード、TV番組で悪態をつきまくった話………。
「『どんなにつらくてもやり遂げなくては』という義務感は、僕にはないんだ」と語る彼の、貴重な発言の数々をぜひチェックしてほしい。(つやちゃん)
ルイス・キャパルディの記事が掲載されるロッキング・オン8月号