昨年12月に約年ぶりの来日を果たしたノエル・ギャラガー。全公演ソールドアウトとなった今回は最新作『カウンシル・スカイズ』を提げてのツアーで、ノエルの原点回帰と再出発を象徴するアルバムだった同作のモードを反映したライブとなった。
ステージで彼も「30年応援してくれてありがとう」と言っていたが、デビュー30周年を迎えるこの2024年を前に自身の歩みを温かく振り返り、昇華するパフォーマンスに、長年ノエルとオアシスを追いかけてきたファンとしても感慨を深めずにはいられなかった。
ロッキング・オン最新号では、そんなノエルの来日公演を徹底レポート。さらには『カウンシル・スカイズ』リリースのタイミングで行われた英誌インタビューも掲載し、30周年プレ・イヤーを締めくくる内容となっている。ちなみに、同インタビューでは「オアシス再結成」の可能性についてインタビュアーがしつこく、もとい果敢に訊き続けており、ノエルもうんざりしてキレるかと思いきや、予想外に丁寧に答えているのが貴重だ。これもまた『ディフィニトリー・メイビー』の30周年効果だろうか？ 万が一の確率で兄弟の雪解けはあり得るのか？……その辺りもぜひ注目してチェックしてみてください！（粉川しの）
ノエル・ギャラガーの記事が掲載されるロッキング・オン2月号