音のすべての細部にまで耳が行く

Takaryu『Resources』
発売中
Takaryu Resources
いわゆるエレクトロニカとかアンビエントとかの類いの、先人たちの音楽をまず聴いて、自分もそれを目指したのではなく、そういうのを聴く前からいきなりPCソフトをいじりまくって音を重ねて曲を作っていったら、できあがったものがたまたま世に言うところのエレクトロニカとかアンビエントに近い仕上がりだった。いや、実際どうだったのかは知らないが、聴いているとそんなふうに感じさせる、なんて言うんでしょう、ある日突然降って湧いたみたいな新しさを、とても感じる。歌にもそんなような、日本のポップソングの前例とは違う場所から、突然生み出されたような新鮮さがある。特に、“Null(version)”や“Resource(ft.Annabel)”などの歌もの楽曲の、言葉を乗っけるものとしてのメロディの組み方のセンスと、メロディに乗っけるものとしての言葉のセレクトのセンス、その両方にそれを強く感じた。RO JACK for COUNTDOWN JAPAN優勝から2年で初のフルアルバム、で、まだ18歳。「新しい才能の登場である」みたいなベタな言い方するのは恥ずかしいが、でも、そうとしか言えないです。(兵庫慎司)
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