どう見せるか、何を言うか、どの曲をやるか。すべてのライブを時系列で観ると、一つひとつを熟考し、試行錯誤を糧としていることが伝わってきて――ああ、これは彼らの、これまでの歩みそのものではないか、と思った。《正直者は馬鹿を見る?/噓つきの言葉は信じない》(“正攻法”)――楽曲に強いメッセージがあるから、画面越しでも手紙みたいに届く。渋谷龍太の歌を筆頭に、演奏に実力があるから、どんな形態でも聴き応えがある。そこも含めて、彼らの地力がひしひしと伝わってくる大作。(高橋美穂)
正直者の奮闘、あらわになった地力
SUPER BEAVER『LIVE VIDEO 4.5 Tokai No RakudaSpecial in “2020”』
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どう見せるか、何を言うか、どの曲をやるか。すべてのライブを時系列で観ると、一つひとつを熟考し、試行錯誤を糧としていることが伝わってきて――ああ、これは彼らの、これまでの歩みそのものではないか、と思った。《正直者は馬鹿を見る?/噓つきの言葉は信じない》(“正攻法”)――楽曲に強いメッセージがあるから、画面越しでも手紙みたいに届く。渋谷龍太の歌を筆頭に、演奏に実力があるから、どんな形態でも聴き応えがある。そこも含めて、彼らの地力がひしひしと伝わってくる大作。(高橋美穂)