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10周年を超え、2023年は全12曲中11曲の作詞作曲にメンバーが関わったニューアルバム『TRIANGLE』をリリース。自身の夢を叶え、バンドとして大きな進化を遂げた勢いのままに、EP『HAPPY』が完成した。引き続きメンバーが作詞作曲を手掛けた5曲は、見事に色とりどり。北村匠海(Vo・G)による壮大なミドルチューン“エンドロールは悲しくない”に、泉大智(Dr)がタイトル通りストレートな愛を込めた“ウェディングソング”、作曲・橘柊生(DJ・Key)&北村、作詞・橘の“Vamping”は、ファンキーなビートに乗せてダウナーなラップを畳みかけるダンスチューン。さらに、橘作詞によるシティポップ“everyday life.”の軽やかなサウンドを経て、全員で作曲した直球のギターロック“HAPPY”がラストを飾る。これまでさまざまな楽曲を自分たちの色に染めて表現してきたからこそ、一人ひとりがこれだけ個性を発揮してもすべて「DISH//」として成立するのだ。さらなるジャンルレスな活躍に期待が募る一枚。(後藤寛子)(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年9月号より抜粋)
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