のっけからキュイ~ンとエアギターでもキメたくなる熱いギター・リフが炸裂し、天に駆けのぼる爽快なメロディ&ハイトーンVoでノックアウトされ、スケール感たっぷりに広がるドラマ性の高い展開(もちろんユニゾンでのギター・ソロもあり)と、昂揚感であふれたシンガロングやコーラスの波状攻撃でさらに熱く泣かせる。勇壮なクラシックや、ファンファーレのように、クライマックスへと力強く踏み込んでいくがっちりとしたアンサンブルで聴かせるニューシングルは、TOTALFATの旨みを凝縮した内容だ。自分たちの武器をすべて集めて、一から十まで使い倒したっていう感じだろうか。やりすぎ感、コテコテ感要素が120パーセントなんだが、それを150パーセントの力で「どうだ!」と演奏されたら、参りましたというしかない。ちなみに、表題曲はアニメ主題歌としてお茶の間に流れる曲でもある。爽快なメロディック・チューンとしてインパクトを残す一方、濃ゆいロック&メタル要素や仕掛けをちりばめたクセのある横顔もしっかり見せている。どこか確信犯的な笑みも窺えるのは、気のせいか。(吉羽さおり)