BRIDGE INTRODUCTION
KANA-BOON

KANA-BOON

初のアリーナワンマン@大阪城ホール振り返り&彼らを走らせる「夢の力」を語る

3月、大阪城ホールと日本武道館で自身初となるアリーナワンマンライヴを行ったKANA-BOON。「KANA-BOONのとぅるとぅるかむとぅるーTOUR 2015〜夢のアリーナ編〜」と名付けられたそれは、文字通り彼らにとっての夢の舞台だった。バンドを結成した時からたくさんの夢を描き、それをひとつひとつ実現して前に進んできたKANA-BOONが信じる「夢の力」とは? 『BRIDGE』80号のインタヴューから、発売に先駆けてメンバーの発言を紹介。そこからそれを解き明かしてみたい。

撮影=小川智宏

(大阪城ホールでは)最後のほうでやっと噛みしめましたね。「現実なんや、これ」って。目の前に広がってる景色が突飛なもんやから、ただただ「すげー! すげー!」って感じやったけど、最後の最後で「これはちゃんと自分たちが培ってきたもんなんやな」っていうのを考えると結構ぐっときましたね。いろいろ過去を振り返ると(谷口)

絶対的に「KANA-BOONにはずっといたい」っていうのは思いますね。いるのが自然なんで、なくなったらすごい困っちゃう。でも、「居続ける」って言ってもずっと同じところに居続けるんじゃなくて、「上に居続ける」、誰からも見える場所に居続けるっていう、それが一番大事なことなんかなあって思いますね(飯田)

人前に出ることがすごい苦手やったんですけど、初めてライヴをやった時の楽しさってのは、衝撃的で。KANA-BOONやってるうちに、「KANA-BOONの音楽はすごいところまでいけるんじゃないか」って根拠のない自信が生まれてきて。音楽を始めたことによって人生が変わったなって(小泉)

「音楽でメシが食べたい」って思い始めたんですよ。でも音楽でメシ食うのはめちゃくちゃしんどかった。働きながら、レコーディング費用とか車の手配とか全部僕がやり繰りしてたんで、会社に勤めながら休みの日はライヴしたりとか練習したりとかで休みがなくて。でも、大変やったけど続けてたってのが夢の強さやと思うんですよね(古賀)

みんなの夢が自分たちの夢になった。夢の在り方が結構変わったんですよね。「人の夢を叶えようとする人が強いんやな」って思いますね。デビューするまではずっと自分の夢を実現するために頑張ってきて、それがすごい大きな力やったけど、いざ人の夢を預かるとそれを守っていかないと、それを叶えていかないとっていう強さのほうが断然大きい(谷口)

全然売れてない時代から「自分らがやってる音楽は絶対大丈夫」っていう自信があったから、根気強く続けられた。今でも自信はあるんで、このままずっと続けるっていう根拠にはなってます。だから、城ホールでライヴしてる時も「夢」っていう感じではなかったんですよね。「この城ホールを経験としてどう生かしていくか」っていうふうに思いましたね(古賀)

身近で人の夢が叶ってる姿なんて見られへんし、その規模が大きければ大きいほど力になると思うので。単に「夢が叶った」で一緒に喜んでほしいだけではなくて、それを見て「自分も頑張ろう」って、それを糧にまたその人が自分の夢を叶えられればいいなっていう、そういう気持ちが結構強いですね(谷口)

続きは2015年4月21日(火)発売のBRIDGE 80号で!

BRIDGE
  • BRIDGE 80号

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