Large House Satisfaction ポップに突き抜けた新作を3人で語る!

昨年リリースしたミニアルバム『Sweet Doxy』のリードトラック“Stand by you”で、それまで見せてこなかったポップな側面を一気に爆発させてから1年を待たずして、Large House Satisfactionはさらなる進化を遂げた。初のプロデューサーとして山森大輔(SKA SKA CLUB/ROCK'A'TRENCH)を迎えて作られたミニアルバム『SHINE OR BUST』は、どこまでも深く、そして親密にリスナーとコミュニケーションを取ろうとする、バンドの意志がみなぎる作品である。メロディはキラキラに磨き上げられ、歌詞は明快かつ普遍的な言葉で綴られるようになり、そして強烈なしゃがれ声でがなり倒していた小林要司(Vo・G)も、伸びやかな声で新境地を開拓してみせた。これまでラージを追いかけてきた人も、今初めて知ったという人も、まっさらな気持ちでまずは“Crazy Crazy”を聴いてほしい。空に飛び出していくような気持ちのいいメロが突っ走るラブソングに、このバンドの決意が滲んでいるのがわかるはずだ。

インタヴュー・撮影=小川智宏

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