デビュー30周年を迎えた2017年、エレファントカシマシは初のオールタイムベストアルバムと2枚のシングルのリリース、初の47都道府県の敢行、そして40年ぶりとなるNHKみんなのうたの担当と、激動の1年を送ってきた。そして大晦日にはNHK紅白歌合戦へ初出場する。
『ROCKIN’ON JAPAN』ではその47都道府県ツアーからファイナルとなった富山公演へ潜入。そのレポートと、宮本浩次による2017年を振り返るインタビューを掲載した別冊付録『30周年記念ツアーブック』が2017年12月28日(木)発売号に封入される。その中から発言の一部をお届けする。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=岡田貴之
非常に充実した時間が流れてたんじゃないですか。コンサートの単体の善し悪し以上の、もっと大きな30周年の光の中に自分たちもお客さんもいたっていう、そういう感じのツアーだった。だから非常に幸せなツアーだったと思います。僕もその中に一緒に入ってるわけ、みんなと同じ気持ちでいられる
普通ツアー終わると、そこで一回切れちゃうんだけど、今回はまだ先にやることがある。それはもう、こっちとしてはちょっと休みたいとかいろいろあるんだけど、でもこうして働くことができるっていう時間っていうのはそうそうあるものじゃないし。しかも終わったあとに達成感があまりないって、それは素晴らしいツアーをやってた証なんですね
俺も心を開いてたんだって思うなあ。それもすごく大きな原因なんだろうね。そういうのがあって30周年。非常にいいツアーでしたね。どのツアーももちろんいいツアーだったと思うし、でも今回は非常にそういう30周年っていう光といろんなものによって、さらにそこに安心してみんなが身を委ねられるようになって。ようやく「俺たちが支えなきゃ!」「私たちが支えなきゃダメだ!」みたいなんじゃなくて、ようやく世間に認知されて、全身でエレファントカシマシに身を委ねることができる環境をみんなも感じて。同時にこう、ひとつになるっていうか(笑)。非常にそういう幸せ空間がほんとに生まれてましたね
今はやっぱり、つつがなくしっかり歌ってこうっていうふうに思ってます。(紅白歌合戦は)生放送だし、心配もいろいろあったりするじゃない。やっぱりちゃんと練習して、安心して歌うのが一番なんで、30周年ツアーでもそうだったんですけど、ちゃんと体調をしっかり、万全の態勢で
続きは2017年12月28日(木)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』2月号で!
●[Alexandros]『SNOW SOUND / 今まで君が泣いた分取り戻そう』『明日、また』という2枚のシングルのリリース、自身最大規模のツアー、そしてニューヨークでの制作――新たな希望を見据え、全力で走った2017年の[Alexandros]。この1年は彼らに何をもたらしたのか?
4人の胸中に刻まれた思い、そして新たな夢を今こそ語る、決定版インタビュー!
●別冊 エレファントカシマシ 30周年記念ツアーブック
30周年を記念した47都道府県ツアー、そのファイナルとなった富山オーバード・ホール公演完全レポート!
さらにツアー終了後、宮本浩次が今思うことすべてを語ったインタビューまで、合計44ページ特大ボリュームの特別別冊
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