6月30日(土)発売の『ROCKIN'ON JAPAN』8月号、表紙巻頭特集にはBUMP OF CHICKENが登場。
史上最長のツアー「PATHFINDER」を経て4人が感じたこと、また2曲の新曲“シリウス”と“Spica”について、じっくりと語ってくれた。リリースが発表されたばかりのさいたまスーパーアリーナ公演のライブ映像を観て、彼らは何を思ったのか。BUMP OF CHICKENの「今」を感じ取ってもらえる内容になっている。
なお、渋谷の街で行われたフォトセッションもとても新鮮なので、ぜひチェックしてもらいたい。
以下、ロングインタビューより発言の一部をお届けする。
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=富永よしえ
スタイリング=二村毅(little friends) ヘア&メイク=YOSHIKO(SHIMA)
20周年記念ライブは、自主的にやりたいってなって。「さすがに二十歳だもん、俺ら4人を祝うんじゃなくて、バンドを祝ってあげないと」って。それで、この会議室で曲を並べたんです。そうしたら(持ち曲が)100曲を超えてたんですね。「藤原基央の中からそんな出たの!?」って(笑)。で、「もっとやりたい!」って、単純に思ったんです(直井由文/B)
(ドラム側から、メンバーが花道に行ったり帰ってきたりするのを見て)やっぱり、固まってる安心感あるじゃないですか。そっから1歩出る、その力強さっていうのがあって。でも、物理的な距離は離れてても、音楽的だったり、メンタル的な距離というのは、変わらずいけてるっていうのはあった(升秀夫/Dr)
僕らは淡々とやるだけなんです。毎回毎回反省をして、毎回毎回ちょっとずつ演奏をよくしていくっていうことしか、する必要がないというか。あとの部分はもう、感じてくださる人に委ねるところで。そこは、反省ではないんですけど、ちょっとうまく言えない、複雑な感情を持ってますね、最後の埼玉のライブには(増川弘明/G)
(ツアー中に作った新曲“シリウス”について)アンサンブルを作っている時に、「あ、こういうことをやろうなんて思えなかったな」ってアイデアが結構いくつも出てきて。要するに感情だけでツアーをやってなかったからというか。感情が高ぶれば高ぶるほど、ひとつひとつの音符の正しい位置に細かーく、ミクロの世界までフォーカスしていくっていうことを4人で突き詰めてやっていて。だから、アレンジもそういう方向に行ったってことですね(藤原基央/Vo・G)
続きは2018年6月30日(土)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』8月号で!
●BUMP OF CHICKEN史上最長のツアー、結成22周年、そして新曲2曲の発表を経て、4人は何を思うのか?
「何も引っ提げない」ツアーの真実、そしてバンドの未来まで
BUMP OF CHICKENの「今」と「これから」をひもとくロングインタビュー
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