ザ・クロマニヨンズ  @ 中野サンプラザ

ザ・クロマニヨンズ  @ 中野サンプラザ    - ザ・クロマニヨンズ ザ・クロマニヨンズ 
2ndアルバム『CAVE PARTY』のリリース・ツアーの東京公演、中野サンプラザ2デイズの2日目。1年前の1stアルバムの時は、ツアー前半戦ではステージの頭から最後までで1時間くらいだった。後半戦では、1時間半弱に延びていた。前半戦ではほぼなかったMCが、後半戦ではあったせいです。その理由としてヒロトは、ロッキング・オン・ジャパンのインタヴューで「ステージを立ち去りがたくなったから。ちょっとでも長くステージにいたかったから」というようなことを言っていたが、今回はさらに延びて、1時間40分くらいだった。立ち去りがたかったのもあるだろうけど、単純に、前回はアルバム1枚分しか曲がなかったのが、今回は2枚分あるのが大きいと思われます。

ただし。それでも、観ていて「あっという間」な印象は、昨年とまったく変わらなかった。シンプルなステージセット、シンプルというレベルを超えてもはや「かろうじてある」感じの薄暗い照明、その下で次々と新しい曲たちと前のアルバムの曲たちを演奏していくクロマニヨンズ。前回のツアーと違うのは、新しいアルバムの曲たちで、遅い曲やミドルテンポの曲やゆるめの曲も増えてるとこだけど、そういう曲をやっても、ダレとか隙間とかそういう感じが全然しない。連打、もう。速く重たいストレートやフックやアッパーで、右へ左へ上へ下へと続けざまに殴られているような感覚になる。

今回改めて気づいたんだけど、そんな「音でボコボコにされて快感」みたいな印象を受けたのは、もちろんヒロト&マーシーのあの圧倒的な存在感もあるけど、リズム隊の音の持つ「重さ」のせいもある。特にドラムの桐田勝治。そもそもGargoyleのメンバーである時点で当然っちゃあ当然なんだけど、間違ってもパンクではない、グランジとかオルタナティヴってのもちょっと違う、ヘヴィ・メタルもしくはハードロックという呼称が最もふさわしい、速くて重くてドカドカズンズンしたあのプレイが強烈なのだ。もうほんと、やられました。(兵庫慎司)
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