デッドマウス、コーチェラでのアーケイド・ファイアの発言に噛み付く

デッドマウス、コーチェラでのアーケイド・ファイアの発言に噛み付く

デッドマウスはコーチェラ・フェスティヴァルのヘッドライナーを飾ったアーケイド・ファイアのウィン・バトラーのステージでの発言に噛みついている。

今年のコーチェラは同じラインナップによる2週末開催となっているが、第一週末目のライヴではフェスの開催そのものや、出演アーティストにエレクトロニック系のユニットが多いことについてウィンはMCで難癖をつけ、次のように語ってみせた。

「このフェスティヴァルではインチキくさいVIPルームで胡散臭い雰囲気がまかり通っているよ。人は時にそういう場所に居合わせたいと夢見るものだけど、正直言って、最低な場所でしかないから」とウィンは語り、その後、「このフェスティヴァルでいまだにまともな楽器を弾いてるバンドのみんなにはエールを送るよ!」と宣言してみせた。

特にこの後半のコメントに対してデッドマウスは4月25日に次のように一連のツイートで反論している。

「アーケイド・ファイアもいい加減に頭を冷やしたら。なかには楽器に人生を捧げてる人もいるんだよ。でも、ほかにはCPUで作曲するのに人生を賭けてる連中だっているんだからさ。それのなにがいけないんだよ?」

「ダフト・パンクがステージにスティーヴ・ヴァイを客演させるとか、そういうことなんかありえないし。俺が期待したいのは、まともに書けてる音楽を聴きたいということと、それとイケてるロボットも悪くはないと思うけどね」

「っていうか、本物のアーティストのパフォーマンス云々とか抜かすくらいだったら、アーケイド・ファイアで人生の1分を無駄にするよりかはオペラを観ることを勧めるよ。偉そうなことを言ってるけど、楽譜とか書けんのかよ?」

「でも、俺にはEDMが楽しいし、だから、みんななんかできる振りをしているのを喜んで観させてもらってるよ。連中がギターさえろくに弾けないことについては、あんたらよりは楽しませてもらってるよ」

「どっかの流行り野郎にちょっかい出されるまでの話なんだけどね」

さらにオペラについては「でも、マジでこれだけは言っておくけど、機会があったらオペラだけは観た方がいいよ、オーケストラ・ピットっていうのは超テクの脂の乗り切った連中の集団だから」と続けている。

なお、コーチェラの2週目の出番でアーケイド・ファイアはステージにダフト・パンクに扮した正体不明のゲストを出演させていた。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする