デビュー・アルバム『サン・ストラクチャーズ』をリリースし、来日公演を大盛況のうちに終えたテンプルズ。その最中に行ったバンドのフロントマン、ジェームスのインタヴューが『ロッキング・オン』7月号に掲載されている。

いかにも天然のサイケ・ポップを聴かせるテンプルズだが、ジェームスには揺るぎないプロデュース論があるという。プロデューサー・マインドについて、以下のように明かした。

「プロデュースっていうのは、例えば肖像画を描くのに木炭でサッとデッサンするか、油絵でしっかり描き込むかを選ぶみたいなものだよ。油絵には塗り込めた色の輝きが放つ魅力があるけど、木炭画にはそれとはまた違った粗削りな美しさがある。パンクは木炭画だよね。僕たちは豪華で映画的な油絵の方が好みだけど。みんながプロデュースのことを考えてないってのが信じられないよ。自分が思いついたアイディアをどういう風に目に見える形にしていくかっていうのは、ものすごく大事なことじゃない？」

また、このインタヴュー・ページではジェームスの最近のリスナー体験について語っており、シナトラやブライアン・イーノなど、いくつかの愛聴盤について幅広く、特異な趣味を披露している。

『ロッキング・オン』7月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/102666

なお、テンプルズは7月25日（金）～27日（日）に新潟県湯沢町苗場スキー場にて開催されるFUJI ROCK FESTIVAL '14への出演も決定している。

公演の詳細は以下の通り。

FUJI ROCK FESTIVAL '14
開催日程：7月25日（金）〜27日（日）
開催場所：新潟県湯沢町苗場スキー場
入場券 3日通し券　￥40,900（先行特別価格）￥44,000（通常価格）
１日券 ￥17,200（先行特別価格）￥18,300（通常価格）

駐車券 ￥3,000　1日1台/2名より受付
キャンプサイト券 ￥3,000　1名/開催期間中有効

詳細は以下のサイトで御確認ください。
http://www.fujirockfestival.com