2011年の『ゴールド・コブラ』以来となる新作『Stampede of the Disco Elephants』を今年中にもリリースすると伝えられているリンプ・ビズキットだが、フレッド・ダーストはネットの出会い系サイト、e-ハーモニーのテレビ向けコマーシャルの監督を務めたという。
今回公開されたのはキャロラインという少女とその友達が祖父にe-ハーモニーについて質問をするという「キャロラインと友達編」で、現在反響を見ているところだという。フレッドはほかに2編のCMをすでに完成させていて、それぞれに「魔女/人食い鬼編」と「ブーケ編」というものだと広告業界ニュース・サイトのアド・エイジが伝えている。今回のCM製作についてフレッドは次のように振り返っている。
「素晴らしい体験だったよ。もうすぐにケミストリーが発揮されたからね。また要請があれば、すぐにでもやりたいと思うよ」
映像方面の演出についてフレッドはすでに慣れ親しんでいて、これまで2007年の映画『The Education of Charlie Banks』や08年の『奇跡のロングショット』で監督を務めてきただけでなく、今年に入ってからはPCの最適化ソフト「マイクリーンPC」のコマーシャルも手がけてきている。
なお、バンドは先月最新シングル"Endless Slaughter"をカセット・テープのみでリリースしているが、リリースにあたってバンドは次のように発表していた。
「こうしたコレクターズ・アイテムはライヴ会場のみでの販売となるよ。昔の学校時代の友達にでもあたってラジカセを探し出してきてもらって、アナログで楽しんでもらうことを勧めるよ」
TVCM「キャロラインと友達編」はこちらから。
(c) NME.COM / IPC Media 2014