メタリカのラーズ・ウルリッヒ、U2の新作リリース方法は称賛に値すると語る

メタリカのラーズ・ウルリッヒ、U2の新作リリース方法は称賛に値すると語る

メタリカのラーズ・ウルリッヒはU2がアイチューンズで独占的に無料配信した新作『ソングス・オブ・イノセンス』のリリース方法を絶賛している。

ビルボード誌の取材に応えたラーズは今回のリリースに大きく触発されたと語っていて、U2が今回「仕組みを作り直そうと試みた」ことを次のように評価している。

「もう2014年なんだから、枠にとらわれずに考えようとする人、どのようなやり方や形態ででも、とにかく音楽の世界の現状を打破しようとする人は称賛に値するよ。俺にとってはこの試みは成功するかどうかが問題なんじゃないんだ。これだけ過激なことを俺たちに投げつけてみるだけの根性がU2には備わっていたこと、それとそれだけ先を見ていたという事実が俺には重要なんだよ」

U2はユーザーの購入意志に関係なく、世界中のアイチューンズ・ユーザー5億人に無償で『ソングス・オブ・イノセント』を提供し、これが却って論議を呼ぶことにもなったが、アップルでは『ソングス・オブ・イノセンス』をアイチューンズからワンクリックですべて削除するツールもその後配布している。

なお、現在新作制作を続けていると伝えられているメタリカは先頃、1年のうちに世界7大陸でロック・コンサートを行った史上初のバンドとしてギネス・ブックに記録を認定された。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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