ボブ・ゲルドフ、バンド・エイド30は5分で1億8千万円稼いだと明かす

ボブ・ゲルドフ、バンド・エイド30は5分で1億8千万円稼いだと明かす

11月17日にダウンロード・リリースされたバンド・エイド30のチャリティ・シングル、"ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?"についてボブ・ゲルドフは反響が「とんでもない」と説明していて、ものの5分で100万ポンド(約1億8400万円)もの収益を上げたと語っている。

今回のバンド・エイドは最初のバンド・エイドから数えて30周年を記念すると同時にエボラ出血熱対策の支援チャリティとして行われるもので、歌詞なども一部改めた内容になっている。シングルは仕上がる前のものがいったん11月16日に放映されたオーディション番組『X・ファクター』で公開され、17日にダウンロード・リリースされた。CDシングルは12月8日にリリースされ、来年まではスポティファイなどストリーミング・サービスでは公開されないことになっている。

BBCラジオの取材に応えたボブはリリース前には「ちょっと緊張していた」と明かしていて、リリース後の評判や反応については「素晴らしいものになった」と語っている。

「アイチューンズから見せてもらった数字はもうとんでもないよ。4、5分で100万ポンド準備できちゃったんだからね。こういう時にはね、この国に生きててよかったなあって思うよ」

また、CDシングル盤の方にはアンダーワールドによるリミックスの収録が予定されている。なお、今回の収益100万ポンドにはダウンロード・セールスだけでなく、CDシングルの予約販売分も含まれているという。

1984年のバンド・エイドはエチオピア飢饉救済支援のため企画され、ボブやミッジ・ユーロ、ボノのほかにはジョージ・マイケル、デヴィッド・ボウイ、デュラン・デュラン、ジョディ・ワトリー、ボーイ・ジョージらなどが参加した。その後、89年と04年にも"ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?"のチャリティ・シングルがリリースされている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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