アメリカのオバマ大統領はカニエ・ウェストの自宅の電話番号は知らないと語っている。
イギリスのオックスフォードで活動する討論団体のオックスフォード・ユニオンに招かれて行った講演でカニエは大統領から自宅に電話がかかってくると語っているが、アメリカのテレビのトーク番組『ジミー・キメル・ライヴ』に3月12日に出演した大統領は電話番号を知らないと思うと次のように語っている。
「カニエには2度会ったことがあるんだよ。最初はぼくがまだ議員だった頃で、お母さんと一緒に会ったんだよ。ちょうど大成功した頃で、シカゴ出身だからね……まあ、そういう経緯で、ぼくに会ってみたいということだったんだけど。すごく人当たりもよかったし、物腰もやわらかかったんだよ」
ここでキメルが「まさにカニエの人柄そのものですね」とコメントを挟むと会場は爆笑となり、大統領は「だから、まだ若かったから、ある領域に達していなかったんだね」と語り、さらに「それから半年前くらいに会ったんだけど、イヴェントに来てくれたんだよ。つまりさ、ぼくはカニエの音楽が大好きだし、とんでもなくクリエイティヴなアーティストだと思っているけど、ただ、電話番号は知らないと思うんだな」と説明した。
その一方でカニエはフランスのテレビ局とのインタヴューで人種差別は時代遅れなコンセプトだと語っている。カニエは現代では人種差別は格差問題などの新しい形の抑圧へと変質させられているとこれまでにも語ってきているが、人種差別について次のように語ってみせている。
「人種差別っていうのはもう時代遅れな発想なんだよ。みんながこぞって問題にしたがる、くだらない概念なんだ。なにかを隔離したり、疎外したり、そこだけ問題視してみせるというのは、ばかばかしいことなんだよ。過去においてはね、人々を抑圧するために利用されてきたものだったんだけど、それ以来、飛躍や常識の崩壊などがいろいろあって、今じゃ1800年代の流行みたいなものになっちゃってるんだよ」
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