4月18日、ポール・マッカートニーのプレゼンテーションによりソロ・アーティストとしてロックンロール名誉の殿堂入りを果たしたリンゴ・スター。発売中の『ロッキング・オン』6月号には、先月3年ぶり18枚目となるニュー・アルバム『ポストカーズ・フロム・パラダイス』を日本リリースした彼の最新インタヴューが掲載されている。

今回のインタヴューでリンゴは、ジョー・ウォルシュ、リチャード・マークスらとともに取り組んだ本作のソングライティングや楽曲のインスピレーションについて語った。“Love Me Do”や“Here Comes The Sun”、“Honey Pie”といったビートルズ楽曲のタイトルを歌詞に散りばめたアルバム表題曲“Postcards From Paradise”については、その着想のきっかけを次のように明かしている。

「これは完全にビートルズの曲タイトルだけでやるというコンセプトで書いた曲だったんだよ。そうやって始めた曲なんだけど、もともとは別な曲で試してみたことで、この曲は結局、使われることがなくなっちゃったんだ。その曲は“アンダー・ミスター・ムーンライト”といって、特に“ミスター・ムーンライト”っていうのはジョン・レノンにとって一番最初にレコーディングした曲のひとつとなったものだからね。60年代の頭くらいにツアーをやっていた頃に、よくライヴでやってた曲のひとつだったんだ。その思い出からどんどん発展していった思いつきだったんだ」

リリースの詳細は以下の通り。

●リリース情報
リンゴ・スター『ポストカーズ・フロム・パラダイス』
発売中
UICY-15376 | ¥2,700（税込）| SHM-CD仕様
レーベル：UNIVERSAL

1 ローリー・アンド・ザ・ハリケーンズ
2 ユー・ブリング・ザ・パーティー・ダウン
3 ブリッジズ
4 ポストカーズ・フロム・パラダイス
5 ライト・サイド・オブ・ザ・ロード
6 ノット・ルッキング・バック
7 バンボーラ
8 アイランド・イン・ザ・サン
9 タッチ・アンド・ゴー
10 コンファメーション
11 レット・ラヴ・リード


『ロッキング・オン』6月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/122906