ジョン・レノン、切手コレクションがニューヨークの切手展覧会で公開されることに

ジョン・レノン、切手コレクションがニューヨークの切手展覧会で公開されることに

ジョン・レノンが少年時代に収集した切手のコレクションがニューヨークで公開される。

公開はニューヨークの展示ホールのジャヴィッツ・センターで5月から6月にかけて開催される世界切手展覧会の一環として行われるもので、一般展示のほか希少な切手の売買を行っている業者の出店なども行われるという。

もともとこのコレクションはスミソニアン博物館内の国立郵便博物館が2005年に入手して収蔵したものなのだが、少年時代のジョンは従兄のスタンリー・パークスから一部の切手が揃えてあるこの切手アルバムを譲られ、その後、アメリカやニュージーランドなどからの手紙の切手をこのアルバムに収集していったという。

郵便博物館のキュレーターだった故ウィリアム・ヒュルムは、ジョンの切手コレクションは至ってありきたりなものだとして次のように解説していた。

「若い男の子は普通、切手の希少性などには注目しません。基本的に関心の的となるのは切手がどこから来たのかという地理と切手の彩りです。その後、大人になって時間もお金も使えるようになって、この趣味に戻ってくると、そこからコレクションは類稀なものになっていくものなのです」

ただ、このアルバムの序文のページに印刷されたヴィクトリア女王や国王ジョージ6世の切手の図版などには髭が落書きされていて、その後のジョンの才気の片鱗をうかがわせるものになっているとか。

ジョンが落書きした切手はこちらから。(右列2段目、「Title page detail」より拡大表示可能)
http://postalmuseum.si.edu/lennon/index.html
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