THE ORAL CIGARETTES、故郷に錦を飾る爆演「今日が次のステージに上がるための一歩」
2016.05.02 20:15
      THE ORAL CIGARETTESが、先月30日に奈良・なら100年会館で「THE ORAL CIGARETTES 唇ワンマンライヴ~故郷に錦を飾りまSHOW!!~」を開催した。
公演が行なわれた奈良は彼らの地元で、ホールライヴはバンド史上初となる。なお、このライヴは、自身の公式LINEアカウント、LINE BLOG公式LINEアカウント、スペースシャワーTV公式LINEアカウント、「LINE LIVE」アプリにて生配信された。
ステージの1曲目は、バンドを愛してくれるオーディエンスや、人と繋がれる素晴らしさを想って制作したという“エイミー”。山中拓也(Vo. / Gt.)のビブラートの効いた歌声が響き渡る。続く“気づけよBaby”では、鈴木重伸(Gt.)の特徴あるメロと、山中のカッティング、中西雅哉(Dr.)のリズムがオーディエンスを揺さぶっていく。また、大阪と奈良を結ぶ電車の駅をタイトルに配した“瓢箪山の駅員さん”では、地元ファンからの歓声が上がった。
山中は「ホール、ばり響くやーーん。気持ち~!!」と満面の笑みを見せ、「(生きる中で得てきた)経験はあなただけのもの。その経験に入っていけるバンドになりたい、(入っていける)音楽を鳴らしていきたい」と語り“通り過ぎた季節の空で”を披露。さらに、「今も昔も、全部歴史あってのTHE ORAL CIGARETTES。昔も今も繋いで、色んなお客さんを繋いでいきたい」と、前曲の世界観に繋がる“この季節に僕が歌う唄”へ。その後は、楽器隊によるソロパートが披露され、“STAY ONE”をプレイ。この日もあきらかにあきら(Ba.)の足上げは絶好調で、抜群の高さを見せてた。
ステージ後半、山中は「ライブバンドとして、ライブハウスだけで収まりたくない。大坂城ホールや日本武道館でもやりたいし、そんなバンドでありたい。色んな想いを受け止めて、この日を迎えた。色々なライブの楽しみ方があると思うけど、大前提で音楽が好きであってほしい。今日が次のステージに上がるための一歩。ホールでも心に響く音を鳴らして、次のステージへ向けて動いていく。次の時代に必要な音楽を鳴らして、変化を怖がらないバンドでい続けたい!」と決意表明し新曲“DIP-BAP”を披露した。
その後は“起死回生STORY”など、アッパーなナンバーを次々にぶつけ、“狂乱 Hey Kids!!”で本編は終演。「あなたたちがいたから書けた曲です」とアンコールで演奏した“Everything”を含む全19曲で初ホールワンマンライヴは幕を閉じた。
セットリストは以下の通り。
●セットリスト
M1.エイミー
M2.気づけよBaby
M3.MIRROR
M4.瓢箪山の駅長さん
M5.ハロウィンの余韻
M6.STARGET
M7.通り過ぎた季節の空で
M8.この季節に僕が歌う唄
M9.リメイクセンス
M10.マナーモード
M11.STAY ONE
M12.Mr.ファントム
M13.大魔王参上
M14.新曲「DIP-BAP」
M15.起死回生STORY
M16.A-E-U-I
M17.カンタンナコト
M18.狂乱 Hey Kids!!
EN. Everything