「アニメ紅白」、GLAY・HISASHIが「世界最高峰の弾いてみた」披露
2017.02.06 14:30
今月5日に国立代々木競技場第一体育館で、ニッポン放送『ミュ~コミ+プラス』のイベント「ニッポン放送 ミュ~コミ+プラスpresents アニメ紅白歌合戦 Vol.6 代々木ファイナル」が開催された。
この日、紅組の司会をスフィアの4人、白組の司会を吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)が務めた。会場となった代々木第一体育館が改修工事に入るため、今回は「代々木ファイナル」と銘打っての開催となった。
これまでの通算成績は紅組の5勝0敗。今回は早々と紅組の出演者が発表される中、白組は吉田尚記自身がブッキングを命じられ、本人が頼み込んだ結果、ギタリストのHISASHI(GLAY)とFULL Kabs(井上和彦・三ツ矢雄二・水島裕)というラインナップとなった。
オープニングを飾ったのは、SAKURA -JAPAN IN THE BOX-。日本橋にある明治座で行われている日本古来の伝統芸能とアニメ、ゲームなどを融合させたパフォーマンスで先陣を切った。イベント本編は、トップバッターに番組の火曜アシスタント・田所あずさが出演。続いて、アイドルユニット・生ハムと焼うどんが登場した。先日「断食(活動休止)宣言」をしたばかりで不仲説が囁かれていたというが、それすらもネタにしたパフォーマンスを披露した。初出場の水瀬いのりは、デビュー曲“夢のつぼみ”をはじめとする3曲を披露した。
企画コーナーでは、あるシチュエーションで声優さんに言ってほしいセリフをリスナーから募集するコーナー「変態音響監督ヨシダ」が行われた。その後、初出場のHISASHIが、アニメ『けいおん!』のエンディングテーマ“Don't say "lazy"”など5曲の音源にギター演奏を加えた「弾いてみた」を披露。白組司会の吉田は、「まさに世界最高峰の弾いてみたです」と絶賛した。
紅組からは、2年連続出場となるTrySailが新曲“オリジナル。”など4曲を披露した。続くi☆Risは、本イベントで最多の6人組という人数を活かしたパフォーマンスで“Realize!”など3曲を披露した。4年連続となるももいろクローバーZは、このイベントに先がけ、セットリストを番組リスナーから募集する企画「夢のセトリを書いてみな」を実施。多くの応募の中から、ラジオネーム・やすもさんが考えたセットリストを採用。“ゴリラパンチ”“ミライボウル”“桃色空”“MOON PRIDE”“ニッポン笑顔百景”の5曲を披露した。続いて、紅組司会のスフィアが、自身のヒット曲のほか、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』のエンディングテーマ“ハレ晴レユカイ”のカバーを披露した。
さらに、初出場の大御所声優3人(井上和彦・三ツ矢雄二・水島裕)による期間限定ユニットFULL Kabsはアニメ『ラブライブ!』主題歌の“それは僕たちの奇跡”のカバーを熱唱して会場は大盛り上がりとなった。
ラストは、アニメ紅白の名物企画である出演アーティスト同士によるコラボレーション。水瀬いのり+田所あずさ+i☆Ris(若井・山北・澁谷)という声優たちが挑戦したコラボは、アニメ『マクロスF』の主題歌“ライオン”を選曲。これに、大のマクロスファンを会場でも公言していたギタリストのHISASHIも参加した。さらに、スフィアと期間限定ユニットのFULL Kabsのコラボ曲、アニメ『ドラゴンボールZ』の主題歌“CHA-LA HEAD-CHA-LA”がスタートすると会場の盛り上がりも最高潮に。この曲にもギタリストのHISASHIが参加し、一夜限りの夢のコラボとなった。
勝敗は観客の判定により「紅組」决定し、本イベントは幕を下ろした。当日の模様は、ニッポン放送『ミューコミ+』内で随時紹介されていくほか、音楽チャンネルMUSIC ON! TV(エムオン!)にて、2017年3月20日(月・祝)22:30~24:30に放送が決定している。