ブリトニー、世界ツアー最終地イスラエルで街中が混乱。ネタニヤフ首相との会食も中止

ブリトニー、世界ツアー最終地イスラエルで街中が混乱。ネタニヤフ首相との会食も中止

7月3日にイスラエルのテルアビブで世界ツアーの最終公演を行ったブリトニー・スピアーズだが、現地のエルサレム観光でちょっとした騒ぎになったという。

ブリトニーはエルサレムの観光名所「嘆きの壁」の観光に出向いたというが、地元の警官隊や屈強なSPを引き連れたことでかなり目立ってしまい、ファンや報道陣に取り囲まれてしまう一幕があったとか。

その時の様子は、一般のアカウントによりツイッターで映像が公開されている。

数百人の人だかりができた上、ブリトニーに掴みかかろうとした人もいたようで、その日予定されていたネタニヤフ首相との晩餐も中止することになったという。

しかしイスラエルの「Ynetnews」によると、ブリトニー側の返事も待たずに先走って晩餐会の発表を行った首相側に責任があるとのことで、ブリトニーの関係者が憤慨していたことを伝えている。

今後、ブリトニーは9月から12月にかけてラスベガス公演を行うことになるが、ラスベガスでの定期公演はこれで最後になるという。

なお、イスラエルは自国の占領地でパレスチナ人への人権侵害を行っているということから、ロジャー・ウォーターズやアーティスツ・フォー・パレスチナUKによる批判の対象になってきている。

これによりケミカル・ブラザーズはイスラエル公演を見送ったが、レディオヘッドは7月19日に予定しているテルアビブ公演の決行を公表しており、そのことが以前から物議を醸していた。

レディオヘッドのイスラエル公演に一部ミュージシャンたちが中止要請
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レディオヘッドのイスラエル公演をめぐり、トム・ヨークとパレスチナ支援団体らが批判の応酬
今月から7月にかけて主にヨーロッパでのフェスティバルに出演しているレディオヘッドだが、7月19日に予定しているイスラエルのテルアビブ公演の中止を呼びかけられ、それへのトム・ヨークの反論がパレスチナ支援団体などから批判の的となっている。 イスラエルの占領地域ではパレスチナ人へ人権侵害が…
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イスラエルはイギリスではまったく受けなかったシングル“Creep”が世界で初めてブレイクした国で、レディオヘッドはその際すぐにイスラエルへ公演を行い、その後ヨーロッパからアメリカへと“Creep”のブレイクが波及、バンドの世界的な成功へと繋がっていったことでも知られている。

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