綾小路翔が語る「自作自演」を離れた勇気と「今の氣志團と自分」とは?

綾小路翔が語る「自作自演」を離れた勇気と「今の氣志團と自分」とは?

絶対に自分たちだけの力でやりたい、こんなインチキみたいなバンドだからこそ、全部リアルでやりたいんだ、俺たちはなんでもDIYなんだという、そこだけ妙なパンクスピリットがあって。でも、いろんな方々とやってるうちに、人の楽曲をやるとものすごい勉強になることがわかった


氣志團ってそんなことにこだわってたの?って思われるくらいこだわってた、自作自演という部分を離れる……勇気なのか、自信なのか、諦めなのかもしれないですけど。そういう、自分たちの中に今までまったくなかった、20年続けたからこそたどり着けた境地みたいなところに来た


自分の強みが何かっていったら、俺にはオリジナリティなんてないっていうところからスタートしてる強さだと思ったの。人様のモノマネをしたり、オマージュだったりをやっていくうちに、らしさが出てきたタイプだから、今回もそこに行けばいいんだと思って。だからすごい、歌うの楽しかった


僕らは戦闘能力の低いセルと自分で呼んでいて(笑)。強くはないんですけど、人の能力を少しずつ、相手を食べて自分に取り込んでいくっていう……MAN WITH A MISSIONとは別のタイプの究極生命体だと自分たちでは思っていて(笑)。自分たちにとって、氣志團をこれからも続けていきたいという気持ちの中においては、ベストなことができたなあって思っています


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