菅田将暉と宮野真守が深く語り合う、映画『打ち上げ花火〜』で感じたシンパシーとは?

『CUT 2017年9月号』
本日、8月18日に公開となる長編アニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』。本作で初共演を果たした菅田将暉と宮野真守が8月19日発売の『CUT』に登場。お互いへのリスペクトとシンパシーを語り合っている。

本作が声優初挑戦となる菅田は、アフレコ現場で宮野のプロの声優としての魅力を感じたという。

「声って、たとえば異性から見た時に何より大事な要素な気がするんですよ。(中略)そんな声を、めちゃくちゃかっこいい声からかわいい声から、無邪気な声までなんでもできて。それでこのかっこいいビジュアルって! しかもめっちゃ優しいんですよ。ずるくないですか?」(菅田)


宮野もアフレコ現場で初対面する前から菅田に会うのが楽しみだったと語り、いつどんな時も自然体で真っ直ぐ仕事に向き合う菅田の姿勢に感化されたという。

「アフレコの時も、このまんまの空気感で気合いを見せてくるんですよ。それがとにかくかっこいいなと思って。(中略)たぶん、この人は声の仕事でも俳優でも関係なく、自分がやるって決めたことに真っ直ぐ向かう人なんだろうなあって思ったんです」(宮野)


そして、俳優、声優というホームグラウンドを持ちながら、音楽活動をはじめとしてボーダーレスに活躍するマルチな表現者であるふたりがお互いに対し感じた深い共鳴についてもそれぞれの言葉で語られている。

「(自分がボーダーレスに活動していることで)こうやって取材の場で菅田くんが喋ってる姿とかも目の前で見れるじゃないですか。そうすると菅田くんの『ここが素敵だな』って思うところがいっぱい見えてきて、自分も頑張んなきゃなあって思うし。そういうのが刺激になって、次の自分に繋がると思っています」(宮野)


「僕は『菅田将暉ってこうだよね』って言われるのがあんまり心地よくないから、全部やりたいなと思ったんですよ。(中略)そんななかで宮野さんとは、お互いが次にやる仕事のこととかを話してても、仕事の歩み方の部分でどこかシンパシーを感じるし、素敵だなあって思うんです」(菅田)


さらに、ふたりの自然体の空気感が切り取られた撮り下ろしフォトも多数掲載。それぞれの道の最前線を走り続ける彼らの共鳴の秘密に迫った必見の記事だ。