米津玄師が語る、ハチと米津の知られざる歴史! 幼少期の自分へ向けた直筆の手紙も

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ボカロP・ハチ名義での約4年ぶりの新曲“砂の惑星”や、映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌でのDAOKOへの楽曲提供など、マルチなクリエイターとして各方面で活躍を続ける米津玄師。本日発売の『CUT』2017年9月号では、「ふたりの米津玄師」と題した表紙巻頭特集を敢行。22ページにわたって、彼の表現者としての源泉に迫っている。

今回の特集では、「米津玄師とハチ」「人間とかいじゅう」「絵と言葉」「ひとりの部屋とライブのステージ」「ソロとコラボレーション」という5つのテーマを設けたインタビューを実施。それぞれの項目を紐解く中で、米津がふたたびハチとして楽曲を書いた理由のほか、ライブやコラボレーションによってもたらされる自身の変化などが語られる。

「“砂の惑星”は、今しか作れないし、俺しか作れないなって思いました。俺はボーカロイドっていうシーンから生まれて、そこでどんどんやってきて、ボーカロイドから1回足を抜け出して、いろんな試行錯誤を繰り返しながら、自分なりに頑張ってやってきたと思ってるんですね。(中略)その上で、今のボカロ界隈、ニコニコ動画を振り返ってみたときに、そういう自己批判が足りない気がしたんです」


「自分を作り変えていくのは、俺にとっては『生活する』ということなんです。だから音楽を作る上でも、ライブをやってみたり、いろんな人と曲を作ってみたりすることで見つかる、新たな方法や文脈を無視しては生きられない」


「理想に行きすぎるのもダメだし、現実だけに引っ張られるのもダメだし。だから『ハチ』と『米津玄師』というふたつがあるとしたら、俺は別にどっちにもなりたくない。ちょうどその中間にいたいんです」


また、特集の最後には、米津自身が「子どもの頃の自分」に宛てた直筆の手紙も掲載。さまざまな項目での「ふたりの米津玄師」に焦点を当てることで、彼のアーティストとしての本質や人間としての在り方を知ることのできる、必読のテキストだ。「ふたりの米津玄師」というテーマを象徴した、鏡を使用してのスペシャルなフォトセッションも必見。

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