今年3月に新作『オートマトン』をリリースし、ジェイ・ケイの腰痛の悪化により一度は延期となった来日公演も9月に無事終えたジャミロクワイ。
『ロッキング・オン』12月号には、9月の来日時に行ったジェイ・ケイへのインタビューを掲載している。刷新し続ける自身のファンク・ミュージック、さらに彼が見つめる音楽シーンの今についてなどが語られている。
今年で結成25周年を迎えたことで、当時と今とで変わったと思うところ、逆に変わらないと思うところはどこか尋ねられたジェイ・ケイは、以下のように答えている。
変わったところっていうと、まず年を食ったっていうのはあるよね(笑)。(中略)歌詞に関していうと、初期の頃はどうしても伝えたい揺るぎない考えや思いっていうのがあって、それをどう表現するかは二の次……とまではいかなくても、でも考えなくても自然と言葉にできたんだ。気がつくと歌詞になってたわけ。音楽も同じで、ストリングス・セクションとディジュリドゥを並べたりと、何でもアリだったんだ。(中略)でも今はもっと研ぎ澄まされてて、特に今回のアルバムでは全てが完璧にハマるようにみんなすごく頑張ったんだ
さらに、インタビューの締めくくりにコラボレーションしてみたいアーティストを聞かれると「んー、そうだな……人としてウマが合いそうな相手、たとえばカルヴィン・ハリスとか。あいつはなかなかだよね。あとはダフト・パンクかな。大ファンだし」「連中はただ者じゃないよ。マーク・ロンソンともこないだ一緒にやったばかりだし、そんな風に経験豊富で人間的にもいい奴らとなら、やれなくはないんだ。ブルーノ・マーズも嫌いじゃないし」と期待に胸が膨らむ発言も飛び出した。
その他にも、ジャミロクワイのアイデンティティや自身の業績が再評価されていることに関して、など貴重なジェイ・ケイの言葉が掲載されている。ぜひ本誌にてその全てを確認してほしい。
『ロッキング・オン』12月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/144104