ジェイ・Z、ビヨンセとの夫婦生活での自身の不貞に言及。「セラピー」の代わりに共作していたと明かす

ジェイ・Z、ビヨンセとの夫婦生活での自身の不貞に言及。「セラピー」の代わりに共作していたと明かす

ジェイ・Zが「New York Times」のスタイル・マガジン「T Magazine」のインタビューに答え、ビヨンセとの結婚生活の中で不貞行為を行っていたこと、そしてそうした夫婦の危機を乗り越え、ビヨンセとのコラボレーションを果たした自身の新作『4:44』のリリースに至った経緯を語っている。

JAY-Z - Family Feud ft. Beyonce

90年代後半に出会ったと言われているジェイ・Zとビヨンセだが、紆余曲折を経て、2016年にビヨンセがリリースした『レモネード』の中ではジェイ・Zの不実が赤裸々に歌われていた。

ジェイは今回のインタビューの中で、「俺たちは夫婦セラピーの代わりに自分たちのアートを使ってたみたいなもの」と夫婦が困難な時期に「セラピー」として共作を行っていたことを明かし、以前からファンの間では噂になっていた夫婦でのコラボレーション・アルバムも実際に発表する予定だったことを認めている。

Beyoncé - Sorry

コラボレーション・アルバムについては「彼女(ビヨンセ)が作ってた音楽の方がどんどん進んでいった」ため、結果的に『レモネード』と『4:44』に分かれてリリースされる形となったようだ。しかしジェイによると、当時作った楽曲は「まだたくさん残ってる」とのだという。

それらの楽曲が今後リリースされるか否かは語られていないものの、そうした経緯を経て、今では夫婦の間で「健康的なリスペクト」をし合えるようになったのだと以下のように語っている。

彼女が作った作品も本当に誇りに思えるようなものだし、彼女も俺がリリースした作品を心から気に入ってくれた。それで、まあ、最終的にはお互いの作品に対して、健康的なリスペクトをし合えるようになったんだ。彼女は本当に最高だよ。

ほとんどの人間はその場から立ち去って、結果、離婚率は50パーセントとかそんなもんだろ。それはお互いのことを見つめ合えなくなるからだ。

(夫婦の間で)一番大変なのは、自分が相手を傷つけてしまったっていう、その事実を直視することだ。それと、(過ちを犯した)自分自身をどうにかしないといけないっていうこともね。


なお、ジェイ・Zは先日発表された第60回グラミー賞のノミネーションで最多8部門にノミネートされている。

ノミネートされた8部門は以下の通り。
Record Of The Year(『4:44』)
Album Of The Year(『4:44』)
Song Of The Year(“4:44”)
Best Rap Album(『4:44』)
Best Rap Song(“The Story Of O.J.”)
Best Rap/Sung Performance(“Family Feud ft. Beyoncé”)
Best Rap Performance(“4:44”)
Best Music Video(“The Story Of O.J.”)

第60回グラミー賞の授賞式は、2018年1月28日(現地時間)にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて開催される。
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