昨年8月、北京五輪開催中に、スティングやアンダーワールド、アラニス・モリセットなど世界のトップ・アーティスト20組が参加し、世界中で話題となったベネフィット・アルバム『ソングス・フォー・チベット』が発売されたが、今度は日本人アーティストによるベネフィット・コンピ『ソングス・フォー・チベット・フロム・ジャパン』が3月25日に発売されることが決定した。
今作は、難波章浩(Hi-STANDARD、ULTRA BRAiN)が企画発起人として係わっており、チベットの自由支援のために超豪華な日本人アーティストが集結。昨年発売された『ソングス・フォー・チベット』の日本国内盤にも、邦楽アーティストとして唯一参加していた難波が各アーティストに呼び掛け、賛同したアーティスト11組が楽曲を提供している。
参加アーティストは、あふりらんぽ、ULTRA BRAiN、大沢伸一、COKEHEAD HIPSTERS、CORNELIUS、TURTLE ISLAND、dj KENTARO、DISCHARMING MAN、BRAHMAN、BOREDOMS、MONGOL800の11組。
難波はこのベネフィット・コンピについて「僕たちの住むこの星で、今チベットの人々が、とても悲しい思いをしています。彼らに出来る事は何か、僕は考えました。僕に出来る事はただ1つ『MUSIC』。その思いに賛同してくれた日本の沢山の素晴らしいアーティスト達に、レーベルの垣根を超えて参加して頂くことが出来ました。このアルバムを聴いて、何か考えるきっかけになってくれれば、本当に嬉しいです。peace!!」とコメントしている。
なお、本作品の収益の一部は、海外盤『ソングス・フォー・チベット』と同じく、アート・オブ・ピース財団を通じ、ダライ・ラマによる平和推進活動を基盤にした事業の支援に使われる。
V.A.
『ソングス・フォー・チベット・フロム・ジャパン』
3月25日発売
¥2,600(税込)
TRUB 1
ULTRA BRAIN / TRAFFIC