【渋谷・山崎のフジロックミニレポまとめ】N.E.R.D、ケンドリック・ラマー、ボブ・ディランetc……


3日目:7月29日(日)


ハインズ

フジロックでハインズを観る。
最新アルバムを番組で紹介したばかりのハインズ。アルバムは洗練度を上げて来たが、ライブはいつものハインズ。楽しさもいつも通り。 しかし彼女たちのグルーヴに包まれている時の和み感は最高。フジロックの空気の中だと和み度が増していく。
フジロックでハインズを観る。
ハインズをフジロックで観た
そろそろ晴れてきた、と思ったらハインズが始まった途端に大雨。 と思ったら3曲目ではもう晴れてた。 苗場はしばらくこんな感じかも。 新代田フィーバーで観て以来のハインズ。 マドリッドから世界へと羽ばたいてから2年、彼女たちの健全さ、かわいさ、ハイレベルなポップセンスはそのままに、バンドと…
ハインズをフジロックで観た

アンダーソン・パーク&ザ・フリー・ナショナルズ

フジロックでアンダーソン・パークを観る。
この気持ち良さはズルい。この引用の見事さはズルい。 雨が上がったグリーン・ステージを思い切り幸せなグルーヴで覆ってしまった。 旬なアーティストらしい勢いのあるパフォーマンスが痛快。もともとドラマーだけど、ステージであんなに叩くとは思わなかった。 写真は楽屋の看板。フェスが用意したもの以外に自…
フジロックでアンダーソン・パークを観る。
アンダーソン・パークをフジロックで観た
アンダーソン・パークが始まったらいきなり晴れてきた。 天候が不安定なフジロックは、だからこそこんな忘れられなくなるような最高の瞬間がたくさんある。 歌、ラップ、ドラムス、と満面のスマイルで忙しく動きまくるアンダーソン・パーク。 ヒップホップのグルーヴもあるし、ディアンジェロ以降のファンク…
アンダーソン・パークをフジロックで観た

ベン・ハワード

ベン・ハワードをフジロックで観た
デビュー時にはイギリスのブリットアウォード新人賞などを受賞してその後も高く評価されているシンガーソングライター。 日本ではそんなには知られていないが、イギリスではチャートのベスト5に入る、大きな支持を得ているアーティストだ。 バイオリンもいる7人のフォーク・ロックバンド編成でフィールド・オ…
ベン・ハワードをフジロックで観た

ジャック・ジョンソン

フジロックでジャック・ジョンソンを観る。
アンダーソン・パークからジャック・ジョンソンと続くグリーン・ステージの流れは、かなり強力。 野外ロック・フェスの解放感、多幸感、それを堪能できる素晴らしい時間だった。
フジロックでジャック・ジョンソンを観る。
ジャック・ジョンソンをフジロックで観た
もう始まる前からビールの売り場に長蛇の列。 雨が上がってお日様が出てジャック・ジョンソンが始まるんだから、そりゃそうだ。 心地良く涼しい風と陽の光と心地良い演奏が続く。 後半から、グリーンスカイ・ブルーグラスとの共演もあってこれがもう絶品。 言うことなし。
ジャック・ジョンソンをフジロックで観た

サーペントウィズフィート

フジロックでサーペントウィズフィートを観る。
ポップ・ミュージックには、まだ無限の可能性があると思わせてくれる凄いパフォーマンスだった。30分くらいの短い時間だったが、目撃した人には鮮烈な印象を残したはずだ。
フジロックでサーペントウィズフィートを観る。
サーペントウィズフィートをフジロックで観た
クラシック的な要素をR&Bに取り込んだユニークなスタイル。 アーティスト、業界からの評価が高く、ビョーク「blissing me」のリミックスでフィーチャーされている。 ニーナ・シモンに少し似た歌い方が素晴らしく、クラシカルなピアノの旋律とのマッチングが美しい。 みんなボブ・ディラン待ち…
サーペントウィズフィートをフジロックで観た

ボブ・ディラン

ボブ・ディランをフジロックで観た
前回の単独公演の時とはセットリストもアプローチも全く違う印象だった。 単独公演はスタンダードをディラン流の正統性で聴かせる、という曲目と姿勢だったが、 今日は明らかにフェスモード、もっと言えばロックンロール・モードだった。 代表曲を何曲もセットリストに盛り込んでくれて、それをいかにし…
ボブ・ディランをフジロックで観た
フジロックでボブ・ディランを観る。
ディランはフェスの場合、しっかり代表曲を組み込んだセットリストを作って来る。今回はそれでかなり期待していたのだが期待以上で、90分があっという間だった。 きっともうなかなか聞くチャンスはないだろうと思える曲が歌われる度に、感動を超えた感情が溢れ出て来る。 思ったのはフジロックのハードルが高くて…
フジロックでボブ・ディランを観る。

ダーティー・プロジェクターズ

フジロックでダーティー・プロジェクターズを観る。
繊細な一音一音が豊かなアンサンブルを奏で、独自のスタイルを作り上げて来た彼らが、新たな進化をとげたことが感じられるステージだった。 バックドロップの鮮やかなデザインが、新たな彼らのモードを写し出し、ステージを華やかなものにしていた。
フジロックでダーティー・プロジェクターズを観る。
ダーティー・プロジェクターズをフジロックで観た
レッドマーキーには8年ぶりに登場。 前作は別れを精算して乗り越えるための辛いアルバムだったが、そこからロクにツアーもやらずにすぐに出した新作『ランプ・リット・プローズ』は思いきりポップだ。 そのモードでツアーが始まって、今回のフジは完全にそのモード。 派手ではないがとても綺麗なボタニカルな照…
ダーティー・プロジェクターズをフジロックで観た

ヴァンパイア・ウィークエンド

ヴァンパイア・ウィークエンドをフジロックで観た
久々にヴァンパイア・ウィークエンドを観て、いつの間にかこれが今のポップバンドの基本モードになっていることに気付いて改めてショックを受けた。 10年前に彼らが出てきた時は、実験的なのにこんなにポップなのが眩しかったし、オルタナなのにこの屈託のなさが小憎らしかったし、金持ちだし名門校出てるし、「イン…
ヴァンパイア・ウィークエンドをフジロックで観た
フジロックでヴァンパイア・ウィークエンドを観る。
エズラが次は新作を持って来るとMC で言ったら、僕の側に居たアメリカ人とおぼしき3人組が笑ってハイタッチした。 5年のインターバルは長いし、いくぶん狼少年なイメージも出て来てしまった。 彼らの笑いとハイタッチはそんな待ちくたびれた感と期待感が一体となったリアクションだったのだろう。常に革新的で…
フジロックでヴァンパイア・ウィークエンドを観る。
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