Perfumeの2年4ヶ月ぶりのアルバム『Future Pop』。現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』9月号では、この新たな傑作についてロングインタビューを掲載している。Perfumeの3人にしかできないポップの到達点、『Future Pop』はいかにして生まれたのか? ここでは、インタビューから一部の発言をお届けする。
インタビュー=小栁大輔 撮影=磯部昭子
ひとりで歌ってるときはほんとに私なんですよ。でも3人になった時には、わあ!って、パワーあるものになるのは不思議ですね。その時の加速がすごいっていうか。ひとりで言うと別にそうじゃないけど、3人で息を揃えて言うと鳥肌が立つみたいな、そういう魔法があるかもしれない(あ〜ちゃん)
音にこう、揺るがされて、揺らされて、自然と「ああ、この曲はせつない感じかな」って思っちゃう。ラジオやってても、音楽にすごく左右される。面白い感じの音が流れたらすぐふざけちゃうし(笑)(のっち)
今の3人が歌うから良さが出るとか、こういう歌詞が響くとか、そういうことを中田さんが読み取ってくれてるのはすごく嬉しいです。だって、毎日一緒にいて、毎日一緒に騒いでるわけじゃないんですよ(笑)(かしゆか)
新曲をほんとに楽しみにしてるから。そこに苦労とかは何も感じないんだと思う。私たちがファンだから(あ〜ちゃん)
『COSMIC EXPLORER』では、見たことない宇宙とか、見たことない世界を切り拓いていくぞ!っていう決意みたいな強さを感じてたけど、『Future Pop』はその先にある幸せの中にいる感じがすごく強くて。ウィニングランみたいな気持ちなんです(笑)(かしゆか)