ゆず、横浜アリーナ最終日を観て震撼する

ゆず、横浜アリーナ最終日を観て震撼する
最新ツアーの追加公演にあたる「YUZU ARENA TOUR 2018 BIG YELL Ⅱ〜Great Voyage〜」。約2週間で5回目にも関わらずパンパン、通算75回目(史上最多)の横浜アリーナである。

ステージギミックやパフォーマーによる圧巻のスペクタクルにしても、バンド編成による極上クオリティの演奏にしても、オーディエンスをひとり残らず巻き込むインタラクティブ性にしても、とにかく驚きばかりが押し寄せる約3時間。追加公演ならではの趣向も、たっぷり盛り込まれていた。

しかしこのショウは、間違いなく『BIG YELL』というアルバムなしには成立し得なかった。昨年の20周年の大きな祝祭感に溺れることなく、最高傑作アルバムをモノにしたゆずの凄さを思い知らされるステージだったのである。

北川は、「あるときから、自分のための歌を歌えなくなった」と語っていた。その意味は重く、重さの分だけ美しい。エールを歌うべき必然を、ゆずは身体で思い知ってきたのである。だから『BIG YELL』は生まれ、このとんでもないツアーは生まれた。それが感動的だった。後日公開のライブレポートを書きます。(小池宏和)
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