「サマーソニック 2019」へのヘッドライナー出演が決定したばかりのレッド・ホット・チリ・ペッパーズだが、昨年11月に発生したカリフォルニア州の山火事、ウールジーによりニュー・アルバムの制作が中断されたことをチャド・スミスが明かしていることが分かった。
「Blabbermouth」によると、チャドはインターネットラジオ局「SiriusXM」の番組に出演した際、山火事により受けた影響について以下のように語っていたとのことだ。
(2016年の『ザ・ゲッタウェイ』に続く)新作に取り掛かったんだ。と言っても俺たちの場合はただ集まってノイズを鳴らしながらメモるだけだけどね。
そしたらあの火事が起きて、俺たちが作業してた家は無事で焼け落ちなかったんだけど、そこに戻ることはできなかった。だからそこで中断したんだよ。
この後の制作状況については明かされなかったようだが、バンドはウールジーの被災者支援のため、現地時間1月13日にハリウッド・パラディアムで行なわれたチャリティ・イベント、Malibu Love Seshに出演している。
チャドはこの出演について、「雰囲気も良かったし、高いお金を払って観に来てくれた大勢の人に心から感謝してる。安いチケットじゃなかったからね。でも収益は全部あの火事で被災した人たちや家族や関連する全てのことにいくからさ」とコメントしていたという。