昨年10月にデビュー・アルバム『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』をリリースし、2月には第61回グラミー賞にて「最優秀ロック・アルバム」を受賞したグレタ・ヴァン・フリート。
『ロッキング・オン』4月号では、今年1月にジャパン・ツアーのために来日したバンドより、ギタリストのジェイク・キスカへ行った独占インタビューを掲載している。
デビュー・アルバムが全米アルバム・チャート「Billboard 200」で初登場3位を獲得し、第61回グラミー賞では4部門にノミネートされるなどまさに勢いに乗るバンドだが、本人たちはこのような状況になることを予期していたのだろうか。
いや、まさか。あれは僕らにとってとても衝撃的なことだった。(中略)朝起きて、きょうは何が起きてるか確かめないと、という感じなんだよね。「一体何なの?」「グラミー賞ノミネートおめでとう!」みたいなことになるわけさ(笑)。
また、レッド・ツェッペリンが引き合いに出されるように、ビンテージな音楽から多くの影響を受けたというバンドだが、自分たち同様、新しい世代で共鳴できるバンドはいるかと訊かれ、ジェイクは以下のように答えた。
そうだな……。(中略)僕らの前座をやってくれたことのあるグッドバイ・ジューンはそのひとつかな。南部からのバンドでね。素晴らしいミュージシャンたちなんだ。
それに、ザ・ストラッツ。彼らも素晴らしいミュージシャンだしパフォーマーだよね。僕らのような世代がそうやってアイデンティティを持ち得ているのはエキサイティングなことだと思うよ。
そして、インタビュアーから「もしもタイムマシーンがあったなら、どの時代に戻ってどのバンドを観てみたいか?」と訊かれると、「60年代の序盤に戻って、ビートルズを観てみたい。それが叶ったらすごくスペシャルだよなって思う」と嬉しそうに答えてみせた。
インタビューではこの他にも、ジェイクが初めてギターでプレイしたというボブ・シーガーと対面した時の様子や、バンドを賞賛していたスラッシュらについても語ってくれている。
大きな期待を背負いながら、自分たちの信じるロックンロールを鳴らし続けるグレタ・ヴァン・フリートの貴重なインタビューの全容は、ぜひ『ロッキング・オン』4月号で確かめてみてもらいたい。
グレタ・ヴァン・フリートのインタビュー記事は現在発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載中です。
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