TOSHI-LOWが、妻である女優・りょうが多忙なときに長男のために作り始めた弁当・通称「鬼弁」。長男が「ひじきが虫みたいで恐い」と言って数口しか食べずに持ち帰ってきた日から、子どもが食べたくなる弁当を作ることに工夫を凝らし、これまでにつけ麺、ガーリックライス、恵方巻き、そうめんなどを作ってきたという。
これまで「鬼弁」は、TOSHI-LOWのSNSプライベートアカウントでのみ公開されており、同書籍にて初めて全容が公開される。なお、この書籍化に際し、TOSHI-LOWのSNSプライベートアカウントをフォローしている友人たちより、SNS同様に各弁当へコメントが寄せられている。
【井浦新 コメント】
バイトしながらバンドやってたギザギザの出逢った頃、あの時から料理してたっけね。見事にどちらも続けてる。愛に溢れた鬼弁に凄まじさを感じるのは、ひとりのお父さんの懸けてきた人生そのものが、弁当箱の中に詰まってるからなんだろぉな。これからもエアー早弁して楽しませてもらうよ。
【TAKUMA(10-FEET) コメント】
出来過ぎず出来なさ過ぎず。でもとっても美味しそう。リアルと愛情しかない。バンドマンでお父さんTOSHI-LOWの手作りお弁当シリーズ。愛と二日酔いのお弁当御献立日誌。なんなんだよこれは。高過ぎないクオリティから全国のお父さん達を勇気づける反面「あんたもこれぐらい作んなさいよ」と怒られるお父さんも生み出す作品。全国の離婚率を下げ、そして上げる。つまり意味とか意義など特に無いのである。ただただ楽しい本なのである。
【高山都(女優・モデル) コメント】
私にとってはロックスターで遠い存在なのに、日々のユーモアと愛がたっぷりのお弁当のおかげで、勝手に身近に、ひとりのお父さんとして、見ている日のほうが多い気がします。
【濱口優(よゐこ) コメント】
鬼の形相で細部にこだわり詰め込んでる姿が目に浮かぶ出来のお弁当がズラリ並んでます! このお弁当から アーティストとは? を子供さんは自然に感じていくのでしょうか?
【夏木マリ コメント】
硬派な父さんが、弁当を作りはじめた
子ども達はしあわせを味わってるよ
おっ、
この頃、色が変わって来た
だって、
父さんは、大人になったから、、、
【もも(チャラン・ポ・ランタン) コメント】
いやどう考えても完全にコワイ鬼ぃさんの作ったものとは思えない、カラフルで見てるだけで楽しいお弁当たち。あのTOSHI-LOWさんがニコニコしながら作ってると思うとちょっとゾッとするし、真顔で作ってたとしてもジワジワくるし……(笑)
【横山健(Ken Yokoyama/Hi-STANDARD) コメント】
オレがトシくんの弁当の話で一番のお気に入りは「酔っ払って作ったから味付けがめちゃ濃くなった」話。そりゃ居酒屋の味付けになるよね。そういう親父の背中を見て、二人の息子達も、愛情は深いけどなにかが致命的に欠落した人間に育っていくんだなぁと思うと胸熱だよ。
【渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET/THE ZOOT16) コメント】
お弁当を作っているミュージシャンのなかで「僕が一番CDが売れてる」って自分で言ってたんですけど、これで超えられますね(笑)。僕のなかでは池波正太郎以来となる新「男の作法」。男の人全員読んでほしい。文章も含めて、素晴らしいひとつの物語と言うか、小説を読んだ気がしました。情景が浮かぶ。それと僕もいつも言ってるんですけど、食べた息子がえらい!
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●書籍情報
『鬼弁~強面パンクロッカーの弁当奮闘記~』
発売予定日:2019年5月22日(水)
価格:1,389円+税
サイズ:A5判
発行・発売:ぴあ