オスカーの行方を占うアワードの一つとしても注目度が高い第13回放送映画批評家協会賞(BFCA)=クリティクスチョイス・アワードがサンタモニカ・シヴィック・オーディトリアムで1月7日に行われ、レディオヘッドのギタリスト=ジョニー・グリーンウッドが映画『There Will Be Blood』のサウンドトラックでベスト・コンポーザー部門賞を受賞した。同作のオリジナル・サウンドトラックは<ノンサッチ・レーベル>より輸入盤で発売中だ。
映画『There Will Be Blood』は、ポール・トーマス・アンダーソン監督(『マグノリア』『ブギーナイツ』など)の新作。ジョニーは、かねてからレディオヘッドのファンであった監督の依頼によりスコアを手がけることとなった。アメリカンドリームを夢見て石油ビジネスに投資した男の波乱万丈のライフ・ストーリを描くこの作品は、同アワードで主演のダニエル・デイ・ルイスが最優秀主演男優賞を受賞している。なお、主要部門の最優秀作品賞にもノミネートされていたが、コーエン兄弟の『ノー・カントリー』が受賞した。
ジョニーは、ニューヨークで1月16日、17日にソロ・ライヴを行う予定となっている。
レディオヘッドのジョニーが映画賞を受賞
2008.01.10 12:59
