あの頃がまさにファッキン輝ける日々ってやつよ。誰かと同室になったり、しこたま飲んだり。ただもう終わりのない夜が続いてくわけ、分かるだろ?(リアム・ギャラガー)
今年発売25周年を迎えたオアシスのデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』。本記事は1994年の『ディフィニトリー・メイビー』のリリースから『モーニング・グローリー』の前夜まで、怖いもの知らずのオアシスが怖いほどのスピードで栄光の階段を駆け上がっていた1年を追った、当時のインタビューだ。
94年~95年の彼らは「ファッキン輝ける日々」(リアム談)を生きていて、それは本記事やドキュメンタリー『オアシス:スーパーソニック』を通して何度も何度も語られ続けている、まさにオアシスの神話のような1年間だ。
また『ディフィニトリー・メイビー』の25周年は、オアシスの解散から10年の節目とも重なる。ノエルとリアムがそれぞれのやり方でオアシスに決着を付けようと格闘してきた10年間の重みを知る今だからこそ、ロックンロールとロックンロール・バンドの破天荒な理想形が真空パックされた『ディフィニトリー・メイビー』期のオアシスの奇跡が、より鮮やかなコントラストと共に蘇って来るのかもしれない。(粉川しの)
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