ザ・キラーズのブランドン・フラワーズ、モリッシーの政治的見解に言及。「彼の音楽と政治を分けて考えるのは難しい」

ザ・キラーズのブランドン・フラワーズ、モリッシーの政治的見解に言及。「彼の音楽と政治を分けて考えるのは難しい」

ザ・キラーズのフロントマン、ブランドン・フラワーズが、以前に「自分にとってのキング15人」の一人として名前を挙げていたモリッシーについて、右翼政党を支持している彼の政治的見解と音楽を分けて考えるのは難しいと語っていることがわかった。

これまでにモリッシーは、ハラール肉は「悪」だとしてISISとの関連性を語ったことが話題になったほか、「人種差別やファシズムを軽蔑する」としてムスリムへの支持を表明する一方で、極右政党「For Britain」をサポートしていることを認めている

「The Times」のインタビューを報じた「SPIN」によると、2019年のグラストンベリー・フェスティバルでザ・キラーズがザ・スミスの元ギタリスト、ジョニー・マーと“ジス・チャーミング・マン” を演奏した時に、モリッシーの政治的見解に対するファンの気持ちを考慮したか質問され、ブランドンが次のように答えていたという。

モリッシーのせいでマーが制されるべきじゃないと思うから後悔はないよ。でも、モリッシーの音楽と彼の政治的見解を分けて考えるのは難しいね。自分の子どもの前で彼の音楽は流すつもりはないし。

もし、子どもと一緒にいる時に、(ザ・スミスの)“ホワット・シー・セッド”がラジオでかかったらチャンネルを変えはしないよ。今でもすごくいい曲だから、局を変えるほど真剣な訳じゃない。モリッシーには賛成できないけど、ザ・スミスのCDを燃やしたりなんかはしないよ


なお、ザ・キラーズはリリースを予定しているニュー・アルバム『Imploding the Mirage』から新曲“Caution”を公開し、新作にはブラッド、ザ・ウォー・オン・ドラッグスのアダム・グランデュシエル、k.d.ラング、ブレイク・ミルズらが参加している。
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