フー・ファイターズのデイヴ・グロールが、新型コロナウイルスの感染拡大により実施されたロックダウンを乗り切るために聴いていた、お気に入りのアルバムを明かしていることが明らかとなった。
「Entertainment Weekly」のインタビューを報じた「Radio X」によると、この困難な時期を耐えるために多くの人が音楽に救いを見出しているという話題になったとき、デイヴは次のようにコメントしていたという。
ああ、そうだな。フィオナ・アップルの新作に感謝だ! あのアルバムは美しいよ。それに、やっとリリースされたしね
デイヴが話題にしていたフィオナ・アップルのニュー・アルバム『Fetch the Bolt Cutters』は、4月17日にデジタル配信にてリリースされている。
つづけてデイヴは、ロックダウン中に音楽に取り組むのが難しかったとも語っていたとのこと。
自己隔離中の最初の4週間はギターさえ手にしなかった。ギターに触れたくなかったし、家族と国、世界とニュースに注意を向けて音楽から何となく離れてたんだ。でも少しずつ、また音楽に取り組み始めてるよ
なお、デイヴはロックダウン中に執筆にも力を注いでいた模様で、自分の人生に起きた面白い出来事を投稿するInstagramアカウント「Dave's True Stories」で、プリンスとジャムった時の思い出を振り返ったり、デヴィッド・ボウイから「fxxk off(失せろ)」とメールが来て大ショックを受けたりしたエピソードを披露。
また、「Entertainment Weekly」のインタビューで、デイヴは「いつか回顧録を執筆する」とも明かしていた。