フレディ・マーキュリーが、1992年に公開されたコメディ映画『ウェインズ・ワールド』のワンシーンを気に入っていたことがわかった。
フレディが気に入ったのは、クイーンの“Bohemian Rhapsody”に合わせてキャラクターがヘッドバンギングをするシーンだ。
「SPIN」によると、クイーンのギタリスト:ブライアン・メイが『ウェインズ・ワールド』のバーチャル・リユニオンに参加。その際、公開前に同映画を観たフレディが“Bohemian Rhapsody”のヘドバン・シーンに爆笑していたことを明かしたという。
ブライアンはウェイン役で主演したマイク・マイヤーズから映画のVHSテープを渡され、それをフレディに見せたのだそうだ。当時の想い出を次のように語っている。
「私は、そのビデオをフレディが亡くなる少し前に持って行き、彼に見せたんだ。フレディは気に入って笑いに笑っていた。すごく彼は弱っていたけど、微笑んで笑っていたよ」
またブライアンは、その時点でクイーンがアメリカではそれほどビッグではなくなっていたため、フレディが、「バンドが再起を遂げるために、自分が死ななくてはならない」と冗談を言っていたことも明かしていたとのこと。
ブライアンはリユニオンに参加した映画のキャストとスタッフに、「君たちは、再びバンドを新しいアメリカのファンに紹介してくれた。そのことをフレディはわかっていたし、それを知りつつ天国へ行ったんだ」とも付け加えていたそうだ。
『ウェインズ・ワールド』のバーチャル・リユニオンの様子は、下の動画で観ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=N4rKd9xB6cE&feature=emb_title
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