ブラック・サバスのトニー・アイオミが、キッスのジーン・シモンズが何度も唱えている「ロックは死んだ説」に反論していることがわかった。
「Heavy Consequence」のインタビューを報じた「Consequence of Sound」によると、「ロックは死んだ説」についてどう思うか質問されたトニーが、こう答えている。
「私は、ロックが死ぬとは思わない。そんなことを何年も言われてるし、過去50年で何度耳にしたかな? 本当にかなりの回数だ。良い音楽は無くならないと思うし、それを求める市場は常に存在してるんだ。途中で消えるバンドはけっこういるだろうが、それはどの時代でも同じだよ。
だが、抜きん出た特定のバンドは生き残る。メタリカがいるじゃないか。彼らは消えないよ。彼らにはたくさんファンがいて、素晴らしいファン・ベースがあるからね。世の中には多くのバンドがいるし、ロックが消えることなんてないだろう」
なお、アリス・クーパーも「ロックは在るべき場所に存在している」とコメントし、「ロックは死んだ」説に反論。キッスのポール・スタンレーも、「音楽が死ぬことはないだろう。バンドが死ぬことも、ロックが息絶えることもないと思う」と述べていた。
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