現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』9月号にsumikaが登場!ジェットコースターに乗っているような気持ちで、この曲(“Glitter”)を聴き終えてもらえるように制作していました。
期待したものよりもさらに上回る、これってすごいな! これって鳥肌立ったなっていうものを見せたいなって(片岡)
“Glitter”と“The Flag Song”、対極の2曲に通じるsumikaが伝えたい今。
動き出した10周年イヤー。sumikaの夏は今年も熱い!
インタビュー=海津亮 撮影=磯部昭子
2022年夏、sumikaの最新シングル2曲が届いた。
その名の通りキラキラしたポップチューン“Glitter”と、怒りやニヒリズムをメッセージに内包した“The Flag Song”という、今回も見事なくらい両方向に振り切った2曲だ。昨年末、自身最大規模となるさいたまスーパーアリーナ2日間を成功させたsumikaは、年が明けてからも、ライブハウスツアー、対バンライブ、配信リリース、そして初めてのファンクラブツアー、など休む間もなく動き続けている。何もかもがイレギュラーだった2年間を経て、ようやく、普通に活動すること、に戻れつつある有り難みを噛み締めながら日常を謳歌している様にも見える。しかし変化と挑戦を怖れないのがsumikaでもある。届いた最新曲は、サウンドも構成も歌詞も歌もコーラスも、sumikaとはこう、という期待やイメージを裏切って最新型に更新するパワーに溢れている。
5月から記念すべき10周年イヤーに突入しているsumikaの今を追い続けたい。(海津亮)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年9月号より抜粋)