現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』3月号にクリープハイプ・尾崎世界観が登場!本当っていう言葉が好きで、よく癖で使いますね。嘘くさいからだと思います。
都合がいいんですよ、「本当」って
新曲“本当なんてぶっ飛ばしてよ”“愛のネタバレ”、そしてアリーナツアーへ。
尾崎世界観、久々の超ロングインタビュー
インタビュー=山崎洋一郎 撮影=山﨑泰治
約1年半前、できた当時は変化球だった “キケンナアソビ” や“ナイトオンザプラネット”といった楽曲が推進力になって、クリープハイプはかなり進化した。結果としてアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』はとてもバリエーション豊かで鮮やかなアルバムになったし、それからのツアーやフェスでのステージはこれまでとは違う緩急がついた奥行きのあるものになった。その結果としてかつてからのファンだけではなく新しい世代の邦ロックファンからの支持や新世代アーティストからのリスペクトをぐんと高めた。バンドを進化させることで、クリープハイプは大きなスケールアップを果たしたのだ。
そんなクリープハイプがさらに進化を見せ、さらなるスケールアップを果たしたのが昨年後半に配信された“愛のネタバレ”“本当なんてぶっ飛ばしてよ”の2曲だ。特に“本当なんてぶっ飛ばしてよ”は、突き抜けるように新鮮なクリープハイプ流のファンキーサウンドと、カチッとポップにハマったサビの言葉のフローの2つの武器が大活躍する名曲で、特にタイアップでもなんでもないのにすでに大きな反響を呼んでいる。
さらなる進化を遂げながら大きなスケールアップも果たしつつある今のクリープハイプ。幕張メッセ2デイズ+大阪城ホール2デイズという大きなアリーナツアーも即時チケット完売という状況の中で、尾崎世界観に近況と新曲、そして今の心境をじっくりと訊いた。次号ではメンバー4人のロングインタビューもお届けします。(山崎洋一郎)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年3月号より抜粋)
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