【JAPAN最新号】カネヨリマサル、ついにメジャーデビュー! 「愛」と「自分」を探してロックを鳴らす、カネヨリマサルの核心に迫る

【JAPAN最新号】カネヨリマサル、ついにメジャーデビュー! 「愛」と「自分」を探してロックを鳴らす、カネヨリマサルの核心に迫る
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』3月号「Look Up!」にカネヨリマサルが登場!

ついにメジャーデビュー!
「愛」と「自分」を探してロックを鳴らす、カネヨリマサルの核心に迫る

インタビュー=矢島由佳子 撮影=増田彩来


この人の胸の中にはずっと「何か」が引っかかっている。その「何か」を肯定的に受け入れて血肉化しようとする自分と、前向きであろうと気張ることに疲れる自分。そのあいだでもがく感情のすべてを音楽に昇華してきた。2014年の結成直後にバンドの目標を失っても曲を書くことはやめられなかった、その「何か」の正体とは。The SALOVERSに憧れた3ピースバンド、カネヨリマサル。そのソングライターであるちとせみな(Vo・G)の心の深層に迫った。「ギターソロは飛ばされる」「歪んだギターは若者に嫌がられる」なんて論評がもう時代遅れであることはSNS発のヒット曲をいくつか聴けば明らかで、カネヨリマサルの“ひらりとパーキー”の歪んだギターから始まるライブ映像はTikTokで100万再生を突破。ちとせの愛を失って幸せを追う物語はいしはらめい(B・Cho)ともりもとさな(Dr・Cho)との掛け合いによってさらなる躍動感を獲得し、そこから放たれる熱量はどんどん伝染している。(矢島由佳子)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年3月号より抜粋)


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