【JAPAN最新号】宮本浩次、女心の歌謡名曲が「宮本浩次の歌」として響く必然。初のカバーコンサート「ロマンスの夜」を観た!

【JAPAN最新号】宮本浩次、女心の歌謡名曲が「宮本浩次の歌」として響く必然。初のカバーコンサート「ロマンスの夜」を観た!
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』3月号に宮本浩次「ロマンスの夜」のレポートを掲載!

女心の歌謡名曲が「宮本浩次の歌」として響く必然。
初のカバーコンサート「ロマンスの夜」を観た!

文=高橋智樹 撮影=岡田貴之


「今日は、神戸という素敵な都市で、我々が選んだ珠玉の名曲を、みなさんと一緒に楽しみたいと思います。とてもいい空気で――ありがとうエブリバディ!」……歓喜と気迫の入り混じった表情で語りかける宮本の言葉が、満場の観客の熱い拍手を誘っていく。

2022年12月8日、兵庫・神戸国際会館 こくさいホール。2020年の『ROMANCE』に続き、2作目のカバーアルバム『秋の日に』をリリースした宮本浩次による、初のカバーコンサート「ロマンスの夜」2日目。自身のルーツである歌謡曲〜ニューミュージックの名曲群が「宮本浩次の表現」になっていくプロセスが、2020年代という時代のリアルと渾然一体となって響き渡っていたことに、終始感激を禁じえない、最高のアクトだった。(以下、本誌記事に続く)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年3月号より抜粋)


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