【JAPAN最新号】TOMOO、深く豊かな歌声、鮮烈なピアノの音色。TOMOOの歌とメロディが今、響き渡る

【JAPAN最新号】TOMOO、深く豊かな歌声、鮮烈なピアノの音色。TOMOOの歌とメロディが今、響き渡る
現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』5月号「Look Up!」にTOMOOが登場!

深く豊かな歌声、鮮烈なピアノの音色。
TOMOOの歌とメロディが今、響き渡る

インタビュー=杉浦美恵 撮影=澤田健太


中学生の時、友人から受け取った手紙に感激し、その返事を書こうとするも思い溢れて先に曲ができてしまったため、それを友人に弾き語りで披露したという話。そしてそれが誰かに自作曲を聴かせた最初の体験だったという話は、TOMOOというシンガーソングライターを象徴するエピソードだと思う。小学生の頃からピアノに親しみ、自作の即興曲を歌っていたというTOMOOは、「歌とは?」「音楽とは?」を考えるより先に、自分の内側から湧き出るものを表現する術として鍵盤に向き合い、自然に感情を歌にのせてきたのだろう。そしてもちろん現在のTOMOOもその延長線上に在る。豊かなアルトの響きで魅了する歌声、その声に共鳴するように鳴る、清濁併せ持つ深いピアノの音。そして彼女のメロディメイクのセンスは多くのミュージシャンたちの耳をも惹きつけてやまない。今回はそんな稀代のシンガーソングライターTOMOOの音楽の原点から最新曲“夢はさめても”までをひもといていく。(杉浦美恵)

(『ROCKIN'ON JAPAN』2023年5月号より抜粋)


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